【つみたてNISA】積立投資を開始するタイミングについて過去のデータをもとに検証【S&P500】

積立投資を始めたいけど、暴落したらどうしよう…
でも、このまま上がり続けるかもしれないし…
結局、いつから買い始めればいいんだろう?

このような悩みにお答えします。

結論から申し上げますと、S&P500のように長期で右肩上がりの銘柄であれば積立投資はいますぐ開始しましょう

なぜなら、仮に株価が暴落しても積立投資の開始のタイミングとは無関係だからです。暴落後に積立投資を開始してもパフォーマンスは向上しません。

本記事にて、データを交えて詳しく解説します。

なお、レバレッジETFのSPXLを積立投資する場合には、S&P500とは結論が異なりますのでご注意ください。

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リーマンショック前後で積立開始した場合

本記事では、S&P500に連動する投資信託(ドル建て)を積立てた場合で検証します。

S&P500はアメリカの代表的な株価指数です。長期的に安定したリターンが得られることから、多くの投資家がS&P500に連動する投資信託の積立投資をオススメしています。

以下は1996年~2020年9月までのS&P500の推移です。

2000年頃にITバブル崩壊、2010年頃にリーマンショック、2020年頃にコロナショックと、およそ10年周期で株価が暴落しています。(こう見るとコロナショックは目立ちませんね…)

記事執筆時点ではコロナショックから間がないので、リーマンショック前後で積立開始した場合について検証していきましょう。

下のグラフは、リーマンショック前後の各年の初めに積立投資を開始した場合のリターンを表したグラフです。
※(リターン)=(資産評価額)/(入金額)としています。

見やすくするため、2020年9月1日時点のリターンを切り取ると、以下のようになります。

2006~2009に積立開始した場合はほとんど同じようなリターンになっています。底値の2009年3月より前に積立開始できているかどうかで差が大きくなります。
また、上昇相場に入ると積立開始が遅れた分だけリターンが悪くなります。

ITバブル崩壊前後で積立開始した場合

リーマンショック後の2010年代は株価が大幅に上昇した10年で、少し特殊な事例でもあります。
なので、他の事例としてITバブル前後で積立開始した場合のリターンを、同様に検証してみましょう。

下のグラフは、ITバブル前後で積立投資を開始した場合のリターンを表したグラフです。

全体的に先ほどよりも差が小さく見えますね。

リーマンショック後の2011年1月3日時点のリターンを切り取ると、以下のようになります。

グラフを見ればわかるように、いつ積立投資を開始してもほとんど差はありません。ITバブル崩壊では株価の回復までに時間がかかっている分、下落局面の2001~2002年に積立開始したほうが若干リターンがいいみたいですね。

一方、直近の【2020年9月1日時点】のリターンを切り取ると、以下のようになります。

積立開始が早いほど投資金額が多くなり、上昇局面で資産が増えます。このため、積立投資では上昇局面を逃さないことを重視すべきです。

このように、いますぐ積立投資を開始した方がパフォーマンスが向上します。

まとめ

本記事では積立投資を開始するタイミングについて検証するため、過去の暴落局面前後で積立投資を開始したケースをシミュレーションしました。

まとめると以下のようになります。

  • 株価が暴落しても積立開始時期による差は小さい
  • 上昇局面に入る前の投資金額が多いほどリターンが大きい

積立投資は株価下落時のダメージは少なく、株価上昇時の機会損失が大きいです。このため、すぐに積立投資を開始するのが最も良い選択肢になります。

実際は上手にトレードできる人は、積立てなかった分の余剰金を良いタイミングで投資することで、より高いリターンを望めます。

しまぞう
しまぞう

相場が読めれば一番いいんですけどね…
積立投資は短期的な相場が読めないのを前提に投資ができるのがいいですね!

積立投資には、節約が捗る効果もあります。資産形成の初期段階において、節約は非常に効果があります。

なお、手元資金が豊富にある場合は、一括購入すると投資効率が良くなります。しかし、一括購入には暴落のリスクが伴うので、どのように時間分散するか問題になります。以下の記事にて解説しています。

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